パナソニックホールディングス(HD)は17日、米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントのグループ会社と自動車事業を手掛ける子会社の株式の一部を売却することで基本合意したと発表した。
合意に基づく取引が実現すれば、アポロが投資助言を行うファンドがパナソニック オートモーティブ システムズ(PAS)の一部を取得する見通し。 PASはパナソニックHDの持分法適用関連会社となり、将来の上場も視野に入れる。
同社広報担当者によると、買収金額や買収時期などは明らかにしていない。 両社は人員削減は想定しておらず、従業員の待遇や給与、雇用制度について現状維持で合意した。
この発表を受け、パナソニックの株価は前日比7.3%上昇し、2022年11月2日以来の日中上昇率を記録した