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バフェット氏率いるバークシャー、円債で1220億円調達 – 今年2回目

米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは17日、円建て社債の発行条件を決定した。 日本株への投資継続が期待される中、同社は4月に2回目の円債市場で資金調達を実施した。
主幹事によると、バークシャーは3年債を中心に5件、総額1220億円を発行した。 同社はまた、史上2番目に長い円債である35年社債を発行しており、日銀の利上げ期待による超長期金利の先行き不透明感が根強いにもかかわらず、同社社債への旺盛な需要が示唆された。 金融政策の正常化に向けて動くだろう。 。
アセットマネジメントOneのファンドマネジャー、加藤晴康氏は「国内で多くの取引が中止・延期される厳しい環境の中で、総額1200億円を超える取引を無事に完了できたことは驚くべきことだ」と述べた。 同氏は、5社の債券の中で満期が最も短い3年債の金利は0.955%に設定されており、今後の金利上昇期待は依然として高いものの、バークシャーの3年債にとっては依然として割安だと述べた。 信用力の高い年債です。
これはバークシャーにとって今年2回目の円建て債券となる。 ブルームバーグがまとめたデータによると、バークシャーは初めて円債市場に参入した2019年9月以来、社債のほとんどを円で発行している。 三菱商事や三井物産など日本の大手商社5社の株式(総額約3兆円相当)の約8%をそれぞれ保有するなど、日本の株式市場での存在感を高めている。
大和証券の木野内英治チーフテクニカルアナリストは今月9日のリポートで、バークシャーが株式を先行購入し、社債で円を調達する可能性が高いと分析した。 また、保険、銀行、自動車、半導体、鉱業などが過去1~2カ月でアウトパフォームしていることを踏まえると、今後これらのセクターへの投資が発表される可能性がある。 示されています。
ブルームバーグのデータによると、バークシャーなど海外の発行体が2023年度に発行した円建て債券の総額は17日時点で2兆5000億円となり、同時期としては2018年度以来最大となった。 日本の比較的低い金利 円資産に投資する企業だけでなく、調達した円を外貨準備として保有する外国政府にとっても魅力的な傾向にある。 ポーランド共和国は16日、10年ぶりにサムライ債を発行した。