実際の環境で試して感覚を掴もう
ペイアウト率など数値で判断できる部分だけでなく、見やすさや操作性も非常に重要です。
登録の必要がないサイトも多数ありますので、一度操作して試してください。
▼Fxとは
FXはForeign Exchange(外国為替)の略。
日本円を米ドルに両替するように、ある国の通貨(お金)を別の国の通貨に交換することです。
「外国為替証拠金取引」とも呼ばれており、取引額の一部に相当する証拠金を預けるだけで「外国為替」の取引を行えるのが大きな特徴です。
これは、少額で大きな金額の取引ができることを意味しており、「レバレッジ効果」と呼ばれています。レバレッジ効果については後ほど詳しく説明します。
FXは金融商品ですので、厳しい金融庁からの審査を通過し登録を受けた業者のみがFXサービスを提供しています。
▼取引の仕組み
投資初心者は「FX=難しい」というイメージを持ちがちですが、世界の国々の通貨を交換するのは海外旅行のときに行う外貨両替と変わりはありません。レートが期待していた方向に変動したタイミングで再度両替すれば、「為替差益」が得られます。FX取引では外貨を売買し差益を得ることを目的に通貨を交換します。外貨の売り買いの価格差を狙った取引を「差金決済」といいます。
例えば、1ドル=100円の為替レートで10万円を1000ドルに交換し、1ドル=110円に為替相場が変動した時点で日本円に戻したケースだと、米ドルに対して日本円の価値が10円下がった(円安が進んだ)ことを意味します。そのタイミングで日本円に戻せば、11万円を得ることができます。為替レートがドル高・円安に動いた結果、1万円の「為替差益」が発生したのです。これがFX取引における為替差益が発生する仕組みです。
FXでは必ず2カ国の通貨をセットにして取引します。例えば、「日本円と米ドル」や「日本円とユーロ」等、2カ国の通貨の組合せを「通貨ペア」と言います。
▼得られる利益
FXで得られる利益は2種類。
一つは「為替差益(キャピタルゲイン)」です。為替レートが安いときに買い、高いときに売ると差額分の利益が得られます。
もう一つは「スワップ収益(インカムゲイン)」です。スワップ収益は、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで得られます。
例えば、A国(金利10%)とB国(金利1%)の通貨ペアがあるとして、B国の通貨を売ってA国の通貨を買うと、それだけで2国間の金利差(この場合9%)が収益になるのです。
為替レートの上下は関係ありません。高金利通貨を保有しているだけで、日々スワップ収益が発生するのです。
高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買った場合には、常にスワップポイントの支払いが発生するので注意してください。
なお、スワップポイントがどれだけ得られるかは、取引業者によって異なります。
▼レバレッジとは
FXは「レバレッジ」により、少額の資金で大きな金額の取引ができます。FXの最大の魅力と言っても差し支えありません。
例えば、1ドル=100円のときに1000ドルを買おうとすると、本来は10万円が必要です。しかしFX取引では25分の1の金額から取引が可能です。1000ドルを買うのに4000円から取引できます。
10万円の資金では2万5千ドルを購入できるので、為替差益やスワップポイントが発生した時の収益はその分大きくなります。レバレッジ効果がなく手数料も高い外貨預金に比べると、非常に資金効率よく投資することができます。
他には、価格が下がっても利益を狙える、外貨預金等の金融商品に比べて圧倒的に取引コストが安いといった魅力もあります。